bnr_recruit (1).jpg

   

胃ろうを考える

国内で26万人が利用しているとされる「胃ろう」。ALSの患者様が人工呼吸器を装着する際や喉のガンなどで必要が不可欠の時があります。日本では食べられない人を受け入れるところがほとんどないため、また食事の際の誤嚥性肺炎のリスクを下げるために「胃ろう」を利用している部分もあるのではという話もあります。

 

やむおえず、胃ろうの処置をおこなった後に、口からの食事に切り替えることで意識や表情、言葉も出るようになったという変化も報告されています。もちろん医科的な判断があってのものですが、やはり不要な胃ろうもあるかもしれません。

 

胃ろうは認知症で食が細くなったり、誤嚥性肺炎などで入院になってしまい、全身状態の回復に時間がかかりそうなどの原因の時もあります。

 

胃ろうにした患者様が口から食べられるようになるのは10%程度とのことですが、やはり「口から食べる」ということが可能であれば歯科的には検討すべきと思います。

 

人には必ず老後が待っています。やむおえず病気になってしまい「胃ろうをせざるおえない」こともあります。

 

また、老後も「病気にならないように健康でありたい」と皆さん必ず思われると思います。

 

健康に気を使うこととして、散歩など体を動かしたり、健康補助食品をとることもあると思います。そのひとつに「自分の歯でしっかり食事をとる」ということを是非いれて欲しいのです。

 

食事を自分の歯で咬むということは皆さんが思っている以上に重要な事です。将来老後になった時に入れ歯や歯のない状態の方よりは自分の歯で食事をしっかりとっている方ははるかに健康です。日常患者様に接していて強くこれを感じます。

 

奥歯でしっかり咬んでいる事はバランスをとることにもつながり、「転ぶ」ことも防ぐことができます。

 

認知症のリスクも下がりますし、老後に自分のことは自分でできるということにつながります。

 

胃ろうということから歯科医師としての私の考えをお伝えしました。

 

 

 

 

 

歯科・山形県山形市南栄町の鈴木歯科クリニック