求人バナー1.png

   

インプラント治療失敗・・・上アゴ手術

上アゴのインプラント手術における失敗として1つには上顎洞炎があります。俗称としての蓄膿症という言葉を聞いた方もおられると思います。鼻が原因なのではと思われると思いますが、歯の歯根が膿んでいることでも上顎洞炎は起こってきます。

 

インプラントは上、下アゴの骨の中に10mmから13mmくらい(下アゴの際にはやむおえず8mmの時もあり)の長さのインプラントを埋め込みます。また直径も約3,25mmから5mm位の太さになります。

 

ですから器である下アゴ、上アゴの骨のボリュームが1番のポイントになります。どうしても骨の厚みと高さが必要であり、不足していますと補うために骨を造成します。

 

骨造成術でよく用いられるのはソケットリフト、サイナスリフトと呼ばれる上顎洞への骨のボリュームアップ術です。骨の置き換わっていく人工骨顆粒や他の場所から採取した骨をインプラントの埋め込みと同時に入れます。

 

その際にインプラントにより上顎洞粘膜という膜を破ってしまい、骨に置換していく材料が感染を起こすことでインプラントにおける上顎洞炎が起こるのです。

 

上顎洞炎は軽度から中程度であれば抗生剤の服用で済みますが、重度になりますと点滴での抗生剤が必要になります。 

 

他に起こるトラブルとして「上顎洞へのインプラント迷入」があります。上アゴの骨は元々柔らかいので、骨のボリューム不足も重なりますと、埋め込むインプラントが上顎洞に押し込まれてしまい、「落ちてしまう」ということがあります。もちろん撤去するのですが、難しい時には口腔外科がある機関に依頼しなければなりません。

 

 

歯科・山形県山形市南栄町の鈴木歯科クリニック