歯科よろず相談所 今日のヘェー まとめ126

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今日のヘェーその362

保険診療では短期間に何度もやり替えは効きません。

前歯のかぶせ物の治療として、硬質レジン前装冠と呼ばれる保険診療があります。白いプラスチックを金属の土台に貼りつけた「かぶせ物」の事です。

この治療法は費用もリーズナブルで、白いかぶせ物ですから患者様には選択しやすい治療材質のため非常に多く使用されています。

ただ、欠点もあります。

1つには時間の経過とともに変色が起こり、「黄ばみ」が出てしまうことです。

また、白い材質である硬質レジンとはいうものの、咬む力には強度不足のため金属で裏打ちをしているということです。

舌側で目立たないように裏打ちをしているのですが、白い硬質レジン部分がはがれてしまうことがあります。

代表的な例として

前歯の先端で硬いものを咬み切るような動作した時。

奥歯は入れ歯でため、よく咬めないので前歯で咀嚼している時。

歯ぎしりなどの習癖がある時。

などがあります。

本来、金属と硬質レジン部分は「くっつき」の悪い材料同志のため、はがれた白い硬質レジン部分を「再接着してもまたとれる」ことが起こります。

理想的には最初から作り変えになります。

ただ忙しいなどの理由から再接着のみを希望される患者様も少なくありません。

ここで患者様には注意が必要になります。

保険診療では短期間での再治療は認めていませんので、再度の治療では保険診療はできなくなるということです。ただし、同じ歯科医院での場合です。

よくあるのが「忙しいから今回はつけるだけにしてください」とはがれた白い硬質レジン部分の再接着をおこなった。1か月後にはまたとれてしまい、今度は「最初からの作り変え」を患者様は希望したが保険ではできなくなることです。もちろん、再再接着も保険ではできなくなります。

保険診療はある一定のルールでおこなわれています。ですので、本当に再接着だけで本当に大丈夫なのか、かかりつけ歯科医に説明を受けていただきたいと思います。

P.S
かぶせ物や銀歯の脱離でも同じことがいえます。とれた歯の中が虫歯や歯が欠けてブカブカなのに、つけるだけにしますと、結局はすぐに外れてしまいます。

短期間で起きてしまいますと、2度目は3割ではなく10割になります。(ただし、同一歯科医院での治療になる場合)

この点は歯科医もきちんと患者様に伝えなければならないと思います。

今日のヘェーその363

永久歯の本数がもともと少ない方へ

本来、乳歯のあとから永久歯が出てくるのですが、生まれつき永久歯がない方がおられます。このことを専門的には先天的欠如と言います。

全部の歯ではないのですが側切歯や小臼歯に多く出現します。

永久歯が生えかえの時期に来ますと乳歯を押し出して(グラグラにして)永久歯が出てくるのですが、先天的欠如のときには起こりません。

ですので、生えかえが起こらず、乳歯が残ることになります。経験的には40歳程度まで使用続けることができます。(60歳でも乳歯でいる方がおられるそうです)

15歳から18歳と若い時期に虫歯などが原因で、乳歯の抜歯になるときが1番困るときです。永久歯がもともとないため、抜いたら隙間があいてしまうからです。

対処法としては

前後左右の歯を削ってブリッジにする(橋渡しする歯を製作する)
インプラントにする
入れ歯にする
矯正する

などがあります。なかにはそのままの方もおられます。

近年では歯を失った場合の治療はインプラントを望まれる方が多くなりました。

ただ22~24歳くらいまで骨の成長があるためインプラントは避けるべきです。ブリッジも場合によっては骨の成長により歪みが生じ脱離の原因になるかもしれません。(なお骨成長時期によるインプラント治療時期は様々です)

インプラント治療をおこなうまでに1本だけの入れ歯装着が望ましいのですが、若いですし不便ですのでそれを装着していられるかという問題があります。

先天的欠如によるインプラント治療は骨の成長が終わる時期まで待つことになります。

P.S
抜きっぱなしは歯並びやかみ合わせの問題を生じやすくします。ぬけた隙間に向かって前後左右の歯は傾斜し、咬み合う歯は相手がいなくなるため、伸びてきます。

ゆっくり時間をかけておこりますので、抜けたばかりでは不都合は感じないのです。

今日のヘェーその364

入れ歯の方へ、最近咬みにくくありませんか?入れ歯の人工の歯はあっという間にすり減ってきます。

入れ歯の人工歯の多くはレジンという材質でできています。この材質はすり減っていきますので、時間の経過と使用頻度により「かみ合わせ」に影響を及ぼします。

患者様が数年使用した入れ歯を拝見しますと、歯がすり減ってしまい「坊主」のようにツルツルになっていることがあります。

当然咬みにくくなっており、咀嚼効率も悪くなっているのですが、「痛み」がないと気にならない患者様も多くいます。入れ歯装着の方はどうしても「痛みがあるかどうか」だけに着目しますが、実はかみ合わせも「入れ歯の痛み」に関係します。

咬みきれないため不要な力で咬もうとするからです。例えて言えば「切れない包丁で力で押して切ろう」とするものです。

奥歯のすり減りがさらに進むと、入れ歯の真ん中でたわみが起こり「入れ歯の破折」も起きてきます。材質的にやむおえないことですので、痛みがなくとも「咬みわせ」のチェックは必要です。

1年に1回はかみ合わせの高さの確認や歯のみぞの確認はしてくださいね。

すり減りが軽度の時には「歯のみぞ」を削りこむと、咀嚼効率をあげます。

すり減りが大きくかみ合わせの高さも低くなっている時にはかみ合わせを元の高さに変更します。

入れ歯の歯の材質として硬質レジンという硬く改良された材質もあります。通常のレジンより硬いので「使用するとすり減ってくる」現象は少なくできますが、ゼロにすることはできません。

「咬みにくい」ことは歯の溝がツルツルになっているということと、人工の歯がすり減り、咬み合わせが低くなっていることが多くあります。

いつも快適にサクサク咬みきれることで食事を楽しんでくださいね。

※こちらはHPリニューアル前の過去記事のまとめたものになります。
公開日が実際の投稿日と異なることがありますが、予めご了承ください。

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