歯科よろず相談所 今日のヘェー まとめ140

歯科よろず相談所 今日のヘェー まとめ140

今日のヘェーその404

治療を嫌がる小さいお子様は無理をしない?

大人も子供も歯科治療は嫌なものです。私も子供のころは歯医者は大嫌いでした。

ましてや小さいお子様が、嫌がって泣いてしまうのは当たり前です。

突然、治療用のいすに寝かされ、顔にライトを向けられて、知らない大人の顔が正面から覗きこまれている訳ですから。

長年歯科治療をおこなっていますと2歳から6歳くらいまで治療を嫌がってできないことがあります。

特に2歳から3歳くらいまでは、無理は禁物です。

1番は押さえつけて治療をおこなっても、歯科医師が正確な治療をできないことが多いからです。

出来る範囲で治療はおこなうのですが、歯の根っこの治療の際に唾液が入り感染を起こしたり、ぴったりした詰め物ができないなどの事態も起こります。

このことが後になって再治療につながります。

また、治療中の事故のリスクもあります。

例えば、治療を嫌がるお子様の体を押さえつけても、一瞬、顔を振りほどこうとすると唇やホッペの内側を切ることがあります。

また、銀歯を装着しようとして口の中に落としてしまい、肺や気管に誤嚥させてしまうリスクもあります。

本格的な治療を施さない時(簡便な治療での対処)には、痛みのない小さい穴なら、歯を削らず溶けにくい材料で封鎖をするだけ、着色なら薬を塗布するだけなどで対応します。

押さえつけたことで、本当に歯科治療が苦手になることもありますので、「現在の虫歯を治す」ということだけではなく「将来、嫌にならない歯科治料」という観点も必要だと思います。

P.S
痛みを強く訴えていたり、治療しなければならない場合には、泣いても叫んでも、もちろん治療はおこないます。

親御さんと歯科医師がよーく話をした上で、治療をおこなうか、簡単な処置で経過をみることにするかを決めてください。

今日のヘェーその405

片方の奥歯を抜いても、両側にまたいだ入れ歯になる?

奥歯2本以上歯を失いますと入れ歯を選択される方がおられます。

先日も「あまりよく咬めないんです」という理由で患者様が来院されました。

入れ歯を見ますと、奥歯2本分の小さい入れ歯を装着されていました。

片側だけで入れ歯を装着しますと、不安定のため、ぐっと咬むと歯肉に食い込んだり、「入れ歯のずれ」が起こり、歯肉の痛みになります。

片側2本ですと、現在ではインプラント治療が第一選択ですが、手術が怖いとか、骨の厚みや高さが十分でない方は入れ歯を選択することになります。

実際には片側2本失って入れ歯を装着しても、他の歯で咬むことで代用してしまい、外してしまうことが多いと思います。

部分入れ歯の基本は、カメラの三脚のように3点で入れ歯を安定させますので、片方の奥歯を失っているからと言って、片方だけの入れ歯にはしません。

違和感があっても歯を失っていない反対側の方まで入れ歯を大きくして、バネを3か所かけていきます。

もちろん、違和感はとてもあります。

嘔吐反射が強い方なら、吐き気がしてとても装着できません。また両側にまたぐことで、舌足らずの発音になったり、またいでいる金属の味が気になる方もおられます。

違和感のないようにというお気持ちはよくわかりますが、片側の入れ歯を装着したことがある方は「痛い、咬めない、他の歯で咬めるから外したくなる」と皆さんおっしゃいます。

なお、今回のヘェーは1番奥の歯を連続して失った場合の話です。ブリッジのように1番奥の歯と手前の歯が使える時には片側の入れ歯でも可能になります。(それでも片側の入れ歯はオススメしません)

P.S
片側の入れ歯で満足して咬めるにはインプラント併用した入れ歯があります。

インプラントオーバーデンチャーと言いますが、ここまでおこなうならば入れ歯形式にとらわれない方が良いかもしれません。

今日のヘェーその406

虫歯になった親知らずの歯は抜いた方がいいですか?

親知らずの歯の対処の仕方は様々です。

基本的に斜めに生えてきたり、真横を向いて歯肉の中に潜っていることも多く、上下の親知らずの歯どうしで咬んでいないことがたくさんあります。

ノド近くにあり、歯磨きしにくい場所ですので、虫歯にもなりやすくなります。

虫歯になった親知らずの歯を抜歯にするかどうかについてですが、まずは上下の親知らずの歯がかみ合っているかどうかです。

斜めに生えており、咬んでいない時には「役に立っていない」ことになりますから、基本的には抜歯しても構いません。

ただ、まっすぐに生えており、咬み合っている時には、「物を咀嚼する役立つ歯」ですので治療対象になります。

次に考慮しなければならないポイントは「虫歯がどの程度」なのかということです。

もし、虫歯が深く進行していたり、痛みがあるときには歯の神経を除去する必要があります。

親知らずの歯の神経除去治療は歯科医師にとって難しく治療です。

それは、親知らずの場合、歯の神経が入り組んでおり、歯根が曲がっている事が多いために正確な治療が難しいということが1つにあります。

もう一つとして、ノド付近に親知らずの歯がはえているために、歯科医師の手が届きにくく、根管治療(歯の根っこの治療)が難しいことがあります。

ですから、抜歯ではなく治療する際には初期から中程度の虫歯が対象になります。

具体的には、簡単に削って治せる程度あり、根管治療(歯の根っこの治療)が必要にならない程度になります。

肝心なことを忘れていました。

患者様が「治療をして残したいのか、それとも抜歯にして構わないと思っているのか」ということです。

それは、せっかく治したのにもかかわらず、再度虫歯になる可能性があるからです。虫歯を治しても磨きずらい理由は変わりませんから。

せっかく治療したにもかかわらず、のちに抜歯になってしまったら、もったいないと思います。

治療を選択した時には、親知らずの歯をしっかり磨いて、生涯使い続けて欲しいと思います。

P.S
現在では、親知らずは不必要なものでなく、親知らずの歯の移植治療によってインプラントの代わりになるプランもあります。

ただ、これにも条件がありますので、何を1番最優先に大事にしたいかといことです。

かかりつけ歯科医にご相談くださいね。

※こちらはHPリニューアル前の過去記事のまとめたものになります。
公開日が実際の投稿日と異なることがありますが、予めご了承ください。

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