歯科よろず相談所 今日のヘェー まとめ142

歯科よろず相談所 今日のヘェー まとめ142

今日のヘェーその410

奥歯の溝が黒くなっています。虫歯でしょうか?

口の中を鏡でふと見てみますと、奥歯の溝が黒くなっていることがあります。

全く気にされない方もいますし、虫歯をつくりたくない方はとても気になってしまいます。

その着色がどの程度虫歯として進んだものなのかが、ポイントになります。

患者様   「虫歯ですか?」という質問に対して、

歯科医師  「初期の虫歯です。」

患者様   「治療した方がいいですか?」

歯科医医師 「着色だけなら削らず、様子をみませんか?」

患者様 「でも、進行はしないのですか?」

歯科医師 「進行するリスクはありますし、いつ進行するかもわかりません。ただ今現在では処置をおこなうほどではありません」

という返答になります。

一般に、歯の表面にはエナメル質と呼ばれる鎧のような硬い第1層部分があり虫歯から守ってくれています。

虫歯が進みますと、そこを突き抜けてしまい、第2層である象牙質に及びます。

象牙質は柔らかい組織のために、虫歯の進行は早く、歯の中で穴になっていきます。

そうしますと、エナメル質の薄い外壁だけが残り、その下では空洞ですので、咬む力によって崩され、「虫歯の穴」となり、ようやく虫歯の存在に患者様は気が付きます。

最初の質問に対しては、見る(視診)ことをおこない、虫歯の進行がないないようでしたらソフトレーザー(虫歯測定器のようなもの)で進行の度合いを確認します。

進行しているようでしたら、レントゲン撮影をおこない、さらに確認をおこないます。

そこで削る治療に進むか、経過観察にするかを決めます。

また、他に考慮するものとして年齢的な要素もあります。

成人の歯の場合には、着色だけなら経過観察しますが、永久歯への交換期だったり、間食の多い育ちざかりの小中高生はシーラントと呼ばれるコーティング剤を歯の溝に塗る方法をとります。

着色程度であれば出来るだけ削らないということです。

P.S
定期的メンテナンスを受けている方は、本当に歯を削る必要があるかを慎重に決めます。(虫歯のリスクが少ない方ですので)

今日のヘェーその411

ブリッジする時には、抜歯してからしばしお待ちくださいね。

抜歯をした後にブリッジと呼ばれる歯と歯をつなぐ形式にする時ですが、急がないでください。

前歯の時には特にです。

抜歯をした際には抜歯直後と抜歯してしばらく経過した後では歯肉状態は違ってきます。

抜歯後の歯肉の状態がへこんでくるからです。

ですので、見た目があるので歯や早めに装着したい気持ちはよくわかるのですが、2か月から3か月待ってから最終的な型取りをして、装着することをオススメします。

もちろん、その間は仮の歯を装着していただくことになります。壊れやすく、外れやすい仮の歯ですが、ぐっと我慢していただきたいと思います。

硬いものをを咬むのを控え、ガムなど歯につきやすい食べ物も注意が必要です。また歯の間に挟まった食べかすも爪楊枝でぐりぐりほじってしまうと簡単にとれてしまいます。

もちろん、抜歯してすぐにブリッジを再作することもできますが、抜歯をおこなったダミー部分(偽の歯)と歯肉との間には隙間が出てきて、発音時の音漏れや食べかすがつまりやすい事態も起こりえます。

前歯が壊れたり、外れる事態を考えますと、不安になるかもしれませんが、装着後の不具合を考えていただき、2~3か月お待ちにお待ちになっていただきたいと思います。

今日のヘェーその412

真ん中の前歯では、ブリッジとして2本の歯だけでは支えきれないことがある。

インプラントが定着していない時代には、歯を失った際によく用いられた治療方法にブリッジがありました。

文字通りに「歯と歯をつなぎ、橋渡しをする」といったものです

奥歯や前歯にも利用できる簡便な方法ですが、歯をつなぐ片方がありませんと利用できない方法です。

例えば1番奥の歯を抜歯してしまいますと、つなぐことができませんのでブリッジはできなくなります。

また、ブリッジは歯を連続して3本失った際には、原則利用ができません。もしできたとしてもオススメしません。

それは、偽物の歯(ダミー)部分の距離が長くなるとしなってしまい、脱離したり、支えになっている歯がダメになるリスクが高いからです。

真ん中の前歯2本失った時には、左右2本ずつ計4本で2本分の偽物の歯(ダミー)を支えます。

患者様に「2本だったら、つなぐのも2本でいいじゃないか」と言われたこともありますが、「しなり」、「強度」の観点から6本分ブリッジになります。

イメージとしては長い割りばしの上に力をかけた時に、割りばしの長さが長くなるほど割れやすいという例えになります。

歯を失った際に用いられる方法として、インプラントが定着してきましたが、「前歯の審美性の難しさ」や「インプラント治療を希望しない人」「骨のボリューム不足」のためブリッジ治療を望まれる方はいらっしゃいます。

ブリッジの欠点は外れやすい、支えになる歯がダメになりやすいという他に、つなげるために、虫歯でもない、きれいな歯を削る必要があるかもという最大の弱点があります。

p.s
奥歯のブリッジは物を咀嚼する強い力を負担しきれなかったり、歯ブラシが届きにくいという理由で清掃不良になりやすく、その結果、支える歯がダメになりさらなる抜歯になることが多いなと感じています。

※こちらはHPリニューアル前の過去記事のまとめたものになります。
公開日が実際の投稿日と異なることがありますが、予めご了承ください。

山形市で歯医者・歯科医院をお探しの方は鈴木歯科クリニックにご相談ください。

虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科・インプラント・入れ歯などの治療に対応しております。 マイクロスコープ、歯科用CTレントゲンを完備しておりますので、より精密な治療が可能です。

〒990-2445 山形県山形市南栄町1-3-33
TEL:0120-68-1855
診療時間:
午前-----9:00〜12:30
午後-----14:00〜18:45(土曜日は17:00まで )
休診日:木曜午後・日・祝日
駐車場有

  • 鈴木歯科クリニックスタッフブログ
  • 院長ブログ
  • よろず相談所
ページトップへ