唾液は大切！ほっこりした話

金木犀がいつの間にか咲いていることに気がつきハッとしたり

中秋の名月、8年ぶりの満月がきれいだな～と秋の深まりを感じている

今日この頃です(^^♪

今まで口腔ケアでは口腔機能の維持や向上のために、患者様と一緒に発音練習や

舌を動かすのにアメを舐めていただいたり、風車をふいていただいたりと

ご紹介してきました。

最近少し取り入れていることが、おしゃぶり昆布を食べていただくことです！

目的としては、昆布を口の中で舐めることで、舌を動かすトレーニングになること

唾液の分泌が良くなること、それに伴い口臭の予防にもなります。

唾液がでることはとても大切なことです。

口の中が潤うことで、入れ歯による粘膜の傷や粘膜疾患の予防、汚れがつきにくくなる、

嚥下をスムーズにしたり、唾液の量が多くなれば唾液の嚥下回数が増えることで自然と

嚥下反射のための機能訓練になったりと様々な利点を引き出してくれます。

おしゃぶり昆布を食べていただいている方は味がしなくなるまで、しゃぶってくださっていて、食べることを楽しみにもして下さっているようなのでよかったなと思います。

この方の口腔ケアを行うときに、最後お話しした時に素敵だなと思ったことがありました。

その方が施設の方のことを「何かあったらすぐに駆け付けてくれて親切で、自分の娘のように思っているんだ」と教えて下さりすごく信頼関係があり素敵だなと感じました。

私もどこの施設の方にもいつも、ご利用者様の口腔ケアを行う時など協力していただき、お世話になっていて感謝です。

今の世の中、ご家族となかなかお会いすることが難しく寂しくしていらっしゃる方もいるので、いつも近くで接している施設の方達の存在は、ご利用者様にとってとても心の支えにもなっているのではないかと感じました。

私も口腔ケアには多くても月に4回までしか、お会いすることができませんが、皆様の健口を守るためにも日々勉強しながら、これからも関わっていきたいと思います。