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最新のスタッフブログ記事一覧

歯科よろず相談所 今日のヘェー まとめ143

今日のヘェーその413

上の前歯と下の前歯が先端どうしぴったり咬んでいる方は差し歯が欠けることがある?

人の咬み合わせはいろいろです。受け口の方もいれば、出っ歯の方もおられます。

1番多いのが上の前歯が少しだけ下の前歯より出ている方です。つまり、上の前歯の内側部分と下の前歯の先端で咬合することになります。

また、見かけは少しだけ受け口のように見える上下の前歯どうしが先端でかみ合っている方もおられます。

この上下の前歯の先端どうしが当たっている方で、レジン前装冠と呼ばれる保険の差し歯を装着している方は注意が必要になります。

レジン前装冠の表面は歯と同じような白い材質(レジン)を使用し、裏側の目立たないところは強度を保つ金属でできています。

通常の咬み合わせでは、前述したように下の前歯の先端で、上の前歯(差し歯)の金属部分である内側を咬みこみますから、壊れることはありません。

ところが、上下の前歯先端どうしで咬んでいる方で、レジン前装冠を装着している方は白い部分がチップしてかけたり、白い部分が崩落して、剥がれることがあります。

つまり、強度を補償する丈夫な金属部分で咬まず、白く外装している強度の弱いレジン部分でかみ合ってしまうために起こる現象です。

一度剥がれてしまいますと、再度つけてもすぐにとれてしまいます。これはもともと金属とレジン部分がつきにくいことが原因です。

運用の部分(気を使って)で硬いものを咬まないなど注意を払えば、必ず剥がれるというものではありません。

でも、人は大きく、硬いものを食いちぎるときには、無意識に強く咬んでしまいますので注意が必要です。

また、奥歯がない方も、前歯で咀嚼しますから同様に注意が必要です。

P.S
剥がれた部分を再着することは可能ですが、経験的には一度剥がれてしまいますと、また剥がれやすく、しかも上下の前歯先端どうしで咬合している方はそのリスクはさらに高くなります。

新しく作り替えたり、強度と見た目の両方を兼ね備えている材質のセラミック(自費診療)を選択する方法もあります。

今日のヘェーその414

総入れ歯が「パカッ」と外れる方へ

総入れ歯が外れるには訳があります。部分入れ歯は歯にバネをかけて押さえていますので、「パカッ」とは外れません。(その代りにバネをかけた歯には猛烈なストレスをかけてしまいますが。)

多くは歯を失った後の歯茎の部分と入れ歯が密着していないことが原因にあります。

それ以外にも咬み合わせが、がたついているなどもあります。

意外と多いのが「入れ歯が大きい」ということがあります。そして口元の筋肉の緊張が強い方です。

総入れ歯を装着している方は、早期に抜歯をしてしまい入れ歯をのせておく歯肉部分が大きく痩せている方が多くおられます。

歯肉の土手の部分が「平ら」になっており、しかも口を開けるしぐさをしますと、どうしても口元の筋肉が緊張して突っ張った感じになり、上の入れ歯の場合でも下の入れ歯の場合でも「パカッ」と外れてしまう事態になります。(特に下の入れ歯です)

歯科医は大きい入れ歯の方が安定が良いと考えていますが。口元の筋肉の緊張が強い方ですと、口を開けようとするとよけいにぶっかってしまい、外れてきてしまいます

ですので、そんな時にはできるだけ小さくして「パカッ」とはずれないように入れ歯の小さくする削る調整をおこないます。

患者様も大きい入れ歯よりも、違和感がなく自分の道具として受け入れやすくなります。

P.S
必要以上に入れ歯を小さくすればよいというものではありません。
「口元の緊張が強い方」や「入れ歯が必要以上に大きい方)という条件になります。

今日のヘェーその415

歯の根元にプラスチック(レジン)を詰めている方へ

歯の根元がクサビ上に歯が削れてしまうことがあります。

原因は諸説ありますが、

シャカシャカ音を立てて歯を磨く歯ブラシのし過ぎ(オーバーブラッシング)

咬み合わせが強いことで歯の付け根がチップする(アブフラクション)

健康のために飲んでいる酢やグレープフルーツジュースなどのすっぱい飲食を多くとること(酸蝕症)

などがあります。

削れてきますと爪などでひっかかり、気になってきます。

また、冷たいものなどが強くしみてくることもあります。

歯の根元の削れ方が本当に大きくなりますと、知らないうちに歯の神経が死んでしまい、腫れや痛みの原因になります。

ですので、プラスチックを詰めることを患者様の方から希望されたり、歯科医の方から詰めることを勧たりします。

でも、場合によってはプラスチックを詰めずに経過をみてもいいことがあります。

それはクサビ型に削れている量が小さく、症状も特にない時です。

詰めているプラスチックは時間の経過とともに変色を起すので見た目が悪くなったり、時には剥がれてしまう欠点があります。

何もしなくともいい場合がありますので、本当に詰める必要があるのか、かかりつけ歯科医と相談されることをオススメします。

P.S
患者様の中には「剥がれると虫歯が進行するかもしれない」と考えて、何度も詰め直しをしていることがあります。

※こちらはHPリニューアル前の過去記事のまとめたものになります。
公開日が実際の投稿日と異なることがありますが、予めご了承ください。

歯科よろず相談所 今日のヘェー まとめ142

今日のヘェーその410

奥歯の溝が黒くなっています。虫歯でしょうか?

口の中を鏡でふと見てみますと、奥歯の溝が黒くなっていることがあります。

全く気にされない方もいますし、虫歯をつくりたくない方はとても気になってしまいます。

その着色がどの程度虫歯として進んだものなのかが、ポイントになります。

患者様   「虫歯ですか?」という質問に対して、

歯科医師  「初期の虫歯です。」

患者様   「治療した方がいいですか?」

歯科医医師 「着色だけなら削らず、様子をみませんか?」

患者様 「でも、進行はしないのですか?」

歯科医師 「進行するリスクはありますし、いつ進行するかもわかりません。ただ今現在では処置をおこなうほどではありません」

という返答になります。

一般に、歯の表面にはエナメル質と呼ばれる鎧のような硬い第1層部分があり虫歯から守ってくれています。

虫歯が進みますと、そこを突き抜けてしまい、第2層である象牙質に及びます。

象牙質は柔らかい組織のために、虫歯の進行は早く、歯の中で穴になっていきます。

そうしますと、エナメル質の薄い外壁だけが残り、その下では空洞ですので、咬む力によって崩され、「虫歯の穴」となり、ようやく虫歯の存在に患者様は気が付きます。

最初の質問に対しては、見る(視診)ことをおこない、虫歯の進行がないないようでしたらソフトレーザー(虫歯測定器のようなもの)で進行の度合いを確認します。

進行しているようでしたら、レントゲン撮影をおこない、さらに確認をおこないます。

そこで削る治療に進むか、経過観察にするかを決めます。

また、他に考慮するものとして年齢的な要素もあります。

成人の歯の場合には、着色だけなら経過観察しますが、永久歯への交換期だったり、間食の多い育ちざかりの小中高生はシーラントと呼ばれるコーティング剤を歯の溝に塗る方法をとります。

着色程度であれば出来るだけ削らないということです。

P.S
定期的メンテナンスを受けている方は、本当に歯を削る必要があるかを慎重に決めます。(虫歯のリスクが少ない方ですので)

今日のヘェーその411

ブリッジする時には、抜歯してからしばしお待ちくださいね。

抜歯をした後にブリッジと呼ばれる歯と歯をつなぐ形式にする時ですが、急がないでください。

前歯の時には特にです。

抜歯をした際には抜歯直後と抜歯してしばらく経過した後では歯肉状態は違ってきます。

抜歯後の歯肉の状態がへこんでくるからです。

ですので、見た目があるので歯や早めに装着したい気持ちはよくわかるのですが、2か月から3か月待ってから最終的な型取りをして、装着することをオススメします。

もちろん、その間は仮の歯を装着していただくことになります。壊れやすく、外れやすい仮の歯ですが、ぐっと我慢していただきたいと思います。

硬いものをを咬むのを控え、ガムなど歯につきやすい食べ物も注意が必要です。また歯の間に挟まった食べかすも爪楊枝でぐりぐりほじってしまうと簡単にとれてしまいます。

もちろん、抜歯してすぐにブリッジを再作することもできますが、抜歯をおこなったダミー部分(偽の歯)と歯肉との間には隙間が出てきて、発音時の音漏れや食べかすがつまりやすい事態も起こりえます。

前歯が壊れたり、外れる事態を考えますと、不安になるかもしれませんが、装着後の不具合を考えていただき、2~3か月お待ちにお待ちになっていただきたいと思います。

今日のヘェーその412

真ん中の前歯では、ブリッジとして2本の歯だけでは支えきれないことがある。

インプラントが定着していない時代には、歯を失った際によく用いられた治療方法にブリッジがありました。

文字通りに「歯と歯をつなぎ、橋渡しをする」といったものです

奥歯や前歯にも利用できる簡便な方法ですが、歯をつなぐ片方がありませんと利用できない方法です。

例えば1番奥の歯を抜歯してしまいますと、つなぐことができませんのでブリッジはできなくなります。

また、ブリッジは歯を連続して3本失った際には、原則利用ができません。もしできたとしてもオススメしません。

それは、偽物の歯(ダミー)部分の距離が長くなるとしなってしまい、脱離したり、支えになっている歯がダメになるリスクが高いからです。

真ん中の前歯2本失った時には、左右2本ずつ計4本で2本分の偽物の歯(ダミー)を支えます。

患者様に「2本だったら、つなぐのも2本でいいじゃないか」と言われたこともありますが、「しなり」、「強度」の観点から6本分ブリッジになります。

イメージとしては長い割りばしの上に力をかけた時に、割りばしの長さが長くなるほど割れやすいという例えになります。

歯を失った際に用いられる方法として、インプラントが定着してきましたが、「前歯の審美性の難しさ」や「インプラント治療を希望しない人」「骨のボリューム不足」のためブリッジ治療を望まれる方はいらっしゃいます。

ブリッジの欠点は外れやすい、支えになる歯がダメになりやすいという他に、つなげるために、虫歯でもない、きれいな歯を削る必要があるかもという最大の弱点があります。

p.s
奥歯のブリッジは物を咀嚼する強い力を負担しきれなかったり、歯ブラシが届きにくいという理由で清掃不良になりやすく、その結果、支える歯がダメになりさらなる抜歯になることが多いなと感じています。

※こちらはHPリニューアル前の過去記事のまとめたものになります。
公開日が実際の投稿日と異なることがありますが、予めご了承ください。

歯科よろず相談所 今日のヘェー まとめ141

今日のヘェーその407

仮歯はとれやすいのでご注意ください!

歯がない状態で日常生活を過ごすには、咬めずに不便ですし、見た目も著しく悪くなります。

ですので、歯を削る歯科治療をおこないますと、必ずといっていいくらい「仮の歯」が必要になります。

1番多いのが前歯の根管治療(歯の根っこ治療)の時だと思います。

奥歯は見えにくい場所ですので、仮の歯が取れたり壊れたりして外れても何とか我慢できます。

でも、前歯はそうはいきません。

スキッ歯になるとマヌケの顔になってしまいます。

よく、コントで前歯をマジックで黒く塗りつけるだけで、面白くなって笑っちゃいますよね。あれと同じ印象を受けてしまいます。

前歯の根管治療(歯の根っこ)では歯の頭部分が削り取られることが多いので、仮歯がとれずに装着し続けることが難しくなります。

つまり、とても外れやすいという事です。

前歯の根管治療(歯の根っこ)に使用する薬を入れて栓をしてしまいますと、仮歯をチョコンと載せるだけになってしまい、外れやすくなるからです。

対応法としては接着剤を仮ではなく、しっかりとれないように付けてしまったり、隣の歯とつなげたりして対処します。

この方法では、仮歯を毎回削って取ってからの根管治療になりますから、また戻す処置をしなければなりません。

その戻す時間と手間は毎回かかってしまいます。(場合によっては費用もかかります)

咬み合わせが前歯で強く当たってしまう方や奥歯がない方ですと、それでも仮歯は外れやすくなります。

また、何本も仮歯の方も同様です。

ともかく、早めに根管治療(歯の根っこ治療)を済ませ、コアと呼ばれる土台を装着しなければなりません。

土台を装着しますと外れにくくなります

でも、そこで満足せず早めにしっかりしたかぶせ物(=差し歯)を装着してくださいね。

所詮、仮歯は脆く外れやすいものだからです。

P.S

「先生、またとれちゃったー」とならないようにしましょうね。

今日のヘェーその408

吐き気の強い方へ。型取りの時にはご容赦を!

嘔吐反射の強い方(のど近くに触られてしまうと、おぇーっとえずいてしまう方)は歯を削った後の歯型の採取の時に苦労されます。

もちろん、奥歯を削るときにも苦労されているのですが。

お口全体の歯型をとるときには「口いっぱいに器具を押し込められて、しかも歯型採取用の硬いソフトクリームのようなものが、のどの方に垂れていきますので、なおさら大変な思いをされると思います。

歯型を固めるのに3分程度かかりますから、患者様は苦しい思いをされます。

一般的な対処法としては

可能であれば、型取り器具を小さめのものに変更する。

器具を口に入れたら、椅子をおこし、アゴをひき頭を前に倒し、足先をみながらゆっくり鼻呼吸をします。(歯科医師が誘導しますからご安心ください)

のどの感覚を楽にするため表面麻酔薬のスプレーをのどの方に吹きかけることもします。

型取りの不安感を軽減するために笑気麻酔をすることもあります。

それでも、患者様に我慢していただくことが基本となります。

大きすぎず、小さすぎず、お口にフィットした器具を使用して、歯型をとる材料がのどに垂れないようにすることが1番になります。

P.S
歯科医も1発で型取りを成功できるようにいつも以上に集中します。

今日のヘェーその409

患者様自身のご病気やいつもお飲みになっているお薬を教えてください。

歯科治療は「歯だから」たいしたことはないと思われている方は多いと思います。

確かに歯に限局していますので、大きな事故は少ないです。

でも、歯科治療は全身状態にも関係しています。特にご病気のある患者様です。

普段、歯科治療をおこなっていて、ヒャっとすることもあります。

その一つに患者様の病気についてです。そして服用されているお薬の影響です。

例えば

歯科治療に不安感のある方に麻酔の注射を打っただけで気分が悪くなったりします。

風邪気味だったり、昨晩痛くてよく眠れなかったりしても同様なこと起こることがあります。

高血圧の方は「血をさらさらにする」薬を服用していることが多いので、抜歯後には血が止まりにくい事態もあります。

また、抜歯などの外科処置にの際には糖尿病の程度をお知らせいただかなければなりません。ですので、糖尿病の程度を示すHBA1Cという数値は手帳などに記録していただき、参考にさせていただきたいと思います。

糖尿病患者様における感染のリスクや出血についても考慮しなければなりません。

最近では骨粗しょう症の薬についても問題になっており、ビスフォスホネート製剤による顎骨壊死の問題もあります。高齢になりますとかかりつけ医院より処方されていることもあります。

また、肝炎の既往についてもお教えしえいただかないと、感染のリスクも出てきます。

また、初期の妊娠の可能性についてもお教えください。

その他にも注意すべきところはたくさんあります。

たかが歯ですが、されど歯なんです。

歯の治療でも体にも大きく影響することがありますので、問診の時には「このくらい伝えなくてもいいや」と思わず、すべてお伝えてくださいね。

P.S

お薬手帳や処方されたお薬情報の紙をお持ちでしたら歯科医院にもお見せくださいね。

※こちらはHPリニューアル前の過去記事のまとめたものになります。
公開日が実際の投稿日と異なることがありますが、予めご了承ください。

歯科よろず相談所 今日のヘェー まとめ140

今日のヘェーその404

治療を嫌がる小さいお子様は無理をしない?

大人も子供も歯科治療は嫌なものです。私も子供のころは歯医者は大嫌いでした。

ましてや小さいお子様が、嫌がって泣いてしまうのは当たり前です。

突然、治療用のいすに寝かされ、顔にライトを向けられて、知らない大人の顔が正面から覗きこまれている訳ですから。

長年歯科治療をおこなっていますと2歳から6歳くらいまで治療を嫌がってできないことがあります。

特に2歳から3歳くらいまでは、無理は禁物です。

1番は押さえつけて治療をおこなっても、歯科医師が正確な治療をできないことが多いからです。

出来る範囲で治療はおこなうのですが、歯の根っこの治療の際に唾液が入り感染を起こしたり、ぴったりした詰め物ができないなどの事態も起こります。

このことが後になって再治療につながります。

また、治療中の事故のリスクもあります。

例えば、治療を嫌がるお子様の体を押さえつけても、一瞬、顔を振りほどこうとすると唇やホッペの内側を切ることがあります。

また、銀歯を装着しようとして口の中に落としてしまい、肺や気管に誤嚥させてしまうリスクもあります。

本格的な治療を施さない時(簡便な治療での対処)には、痛みのない小さい穴なら、歯を削らず溶けにくい材料で封鎖をするだけ、着色なら薬を塗布するだけなどで対応します。

押さえつけたことで、本当に歯科治療が苦手になることもありますので、「現在の虫歯を治す」ということだけではなく「将来、嫌にならない歯科治料」という観点も必要だと思います。

P.S
痛みを強く訴えていたり、治療しなければならない場合には、泣いても叫んでも、もちろん治療はおこないます。

親御さんと歯科医師がよーく話をした上で、治療をおこなうか、簡単な処置で経過をみることにするかを決めてください。

今日のヘェーその405

片方の奥歯を抜いても、両側にまたいだ入れ歯になる?

奥歯2本以上歯を失いますと入れ歯を選択される方がおられます。

先日も「あまりよく咬めないんです」という理由で患者様が来院されました。

入れ歯を見ますと、奥歯2本分の小さい入れ歯を装着されていました。

片側だけで入れ歯を装着しますと、不安定のため、ぐっと咬むと歯肉に食い込んだり、「入れ歯のずれ」が起こり、歯肉の痛みになります。

片側2本ですと、現在ではインプラント治療が第一選択ですが、手術が怖いとか、骨の厚みや高さが十分でない方は入れ歯を選択することになります。

実際には片側2本失って入れ歯を装着しても、他の歯で咬むことで代用してしまい、外してしまうことが多いと思います。

部分入れ歯の基本は、カメラの三脚のように3点で入れ歯を安定させますので、片方の奥歯を失っているからと言って、片方だけの入れ歯にはしません。

違和感があっても歯を失っていない反対側の方まで入れ歯を大きくして、バネを3か所かけていきます。

もちろん、違和感はとてもあります。

嘔吐反射が強い方なら、吐き気がしてとても装着できません。また両側にまたぐことで、舌足らずの発音になったり、またいでいる金属の味が気になる方もおられます。

違和感のないようにというお気持ちはよくわかりますが、片側の入れ歯を装着したことがある方は「痛い、咬めない、他の歯で咬めるから外したくなる」と皆さんおっしゃいます。

なお、今回のヘェーは1番奥の歯を連続して失った場合の話です。ブリッジのように1番奥の歯と手前の歯が使える時には片側の入れ歯でも可能になります。(それでも片側の入れ歯はオススメしません)

P.S
片側の入れ歯で満足して咬めるにはインプラント併用した入れ歯があります。

インプラントオーバーデンチャーと言いますが、ここまでおこなうならば入れ歯形式にとらわれない方が良いかもしれません。

今日のヘェーその406

虫歯になった親知らずの歯は抜いた方がいいですか?

親知らずの歯の対処の仕方は様々です。

基本的に斜めに生えてきたり、真横を向いて歯肉の中に潜っていることも多く、上下の親知らずの歯どうしで咬んでいないことがたくさんあります。

ノド近くにあり、歯磨きしにくい場所ですので、虫歯にもなりやすくなります。

虫歯になった親知らずの歯を抜歯にするかどうかについてですが、まずは上下の親知らずの歯がかみ合っているかどうかです。

斜めに生えており、咬んでいない時には「役に立っていない」ことになりますから、基本的には抜歯しても構いません。

ただ、まっすぐに生えており、咬み合っている時には、「物を咀嚼する役立つ歯」ですので治療対象になります。

次に考慮しなければならないポイントは「虫歯がどの程度」なのかということです。

もし、虫歯が深く進行していたり、痛みがあるときには歯の神経を除去する必要があります。

親知らずの歯の神経除去治療は歯科医師にとって難しく治療です。

それは、親知らずの場合、歯の神経が入り組んでおり、歯根が曲がっている事が多いために正確な治療が難しいということが1つにあります。

もう一つとして、ノド付近に親知らずの歯がはえているために、歯科医師の手が届きにくく、根管治療(歯の根っこの治療)が難しいことがあります。

ですから、抜歯ではなく治療する際には初期から中程度の虫歯が対象になります。

具体的には、簡単に削って治せる程度あり、根管治療(歯の根っこの治療)が必要にならない程度になります。

肝心なことを忘れていました。

患者様が「治療をして残したいのか、それとも抜歯にして構わないと思っているのか」ということです。

それは、せっかく治したのにもかかわらず、再度虫歯になる可能性があるからです。虫歯を治しても磨きずらい理由は変わりませんから。

せっかく治療したにもかかわらず、のちに抜歯になってしまったら、もったいないと思います。

治療を選択した時には、親知らずの歯をしっかり磨いて、生涯使い続けて欲しいと思います。

P.S
現在では、親知らずは不必要なものでなく、親知らずの歯の移植治療によってインプラントの代わりになるプランもあります。

ただ、これにも条件がありますので、何を1番最優先に大事にしたいかといことです。

かかりつけ歯科医にご相談くださいね。

※こちらはHPリニューアル前の過去記事のまとめたものになります。
公開日が実際の投稿日と異なることがありますが、予めご了承ください。

歯科よろず相談所 今日のヘェー まとめ139

今日のヘェーその401

仕事中に奥歯で咬みしめていませんか?

最初は奥歯の歯がしみたり、熱いのものを飲むとしばらくジーンとしていたが、最近はズキズキ痛くなってきたと訴えて来院される患者様がおられます。

詳しく診察してみますと、一度も削ったことのないきれいな歯です。そして咬む溝を横切るように3mm程度のヒビを確認できました。

実は虫歯が原因ではなく、奥歯で咬みしめているために亀裂(ヒビ)が入っていることが原因だったのです。

歯にヒビがある患者様に日常生活について質問すると、仕事に集中すると無意識に咬みしめています。

このことは、力仕事をしている男性にも見られます。奥歯で咬みしめないと重いものを持ったり、運んだりできないからです。

一般に、虫歯が原因で歯の神経を除去しますと、歯が脆くなりますので、歯が欠けたり、歯が割れてしまうことがあります。

ただ、上記にあげましたように、虫歯がなくとも咬む力によって歯が破壊されてしまい、ヒビが入り、その亀裂が深部まで及んで歯の神経を侵しまうと、歯の痛みにつながります。

もっと進行しますと歯が割れてしまい抜歯になります。

正直なところ、歯の神経除去後は痛みを消失させることはできますが、ヒビについては修復できません。

ですので補強して歯全体をかぶせる治療と、咬み合わせの力を軽減する治療になります。

例えて言いますと、昔の桶のように「タガ」をはめ込むようにかぶせたもの(=差し歯)を装着し、奥歯でぎゅっと咬んでも紙が少し抜けるように調整します。

もちろん、ひびの入った歯に差し歯をかぶせたあとは、患者様にも硬いものや分厚いものを咬まないように意識(注意をして)をして咬んでもらいます。

P.S
前歯など鏡でよく見ると無数のヒビを発見された方もいると思います。

前歯の亀裂(ヒビ)は浅い部分で起こっており、表層だけですので、そのまま経過を見るだけになります。

今日のヘェーその402

入れ歯を装着するとまた抜歯になる?

入れ歯を装着して数年から10年ほど経過しますと、抜歯を経験する方は多いのではないでしょうか?

やむおえず、歯を失った際には「歯がなくなったままでは咬めないし、他の歯に負担がかかるから」という理由で入れ歯を製作する事になります。

奥歯1,2本程度失った程度ですと他の歯で咬んで代用できますし、見た目も奥歯なので気ずかれないからそのままにして置く方もおられます。

多くの方は奥歯を数本抜歯して、咀嚼しずらく感じ始めますと歯科医院を訪れます。

でも、負担をかけないために入れ歯を装着したにも関わらず、かえって歯をダメにしてしまうことがとても多いのです。

特に入れ歯が外れたり、動いたりしないように、残った歯にバネをかけるのですが、そのバネをかけた歯が抜歯になるのです。

考えてみれば、バネをかけた歯が、失った歯の分まで咬む力を負担する訳ですから、当たり前ですよね。

バネをかけた歯1本で2本、3本、4本分の歯の代わりをする訳です。

背中に人をおんぶした時を想像してください。ちょっとした時間はできても、ずーっとはできませんよね。おろしたくなるはずです。

でも、歯はおろしたいとは言えませんので、そのままになり、やがて歯がグラグラと揺れ始めるのです。

それはゆっくり、ゆっくりとです。

ですので、患者様は痛みがないので気がつきません。

最後の最後に歯の揺れが大きくなったり、歯肉が腫れはじめると異常を感じ、患者様は歯科医院に受診します。でも、その時には、「時すでに遅し」で抜歯の宣告を告げられます。

患者様はやむおえないと自分に納得をさせ、入れ歯の手直しをしたり、新しい入れ歯を製作します。

でも、考えてください。また歯を失い、歯の本数はさらに減っている訳ですから、今度はもっと近い将来に同じことになります。

この事実は歯科医は皆、わかっています。

ですので、虫歯をほっとかないでください。歯周病をほっとかないでください。

大切な歯は健康の源であり、人生を笑顔の毎日を過ごす秘訣だと思います。

今日のヘェーその403

歯が1点黒く見えるのですが、虫歯ですか?

皆さんは、鏡で口の中を見る機会があると思います。歯や舌、ホッペの内側など探索を始める方もおられます。

そんな時、何気なく見ていたら、歯の1部分だけ黒く着色している事に気がつくことがあります。

気にされない方がほとんどですが、歯に関心があったり、心配な方は来院をして、歯科医師からの診査、診断を受けます。

こういった時にいつもこういった説明をおこないます。

患者様 「ポチッと黒く見えるのは虫歯ですか?」

歯科医師 「虫歯の卵です。つまり、虫歯になりかけで進行がストップしている状態です。歯科検診でいうCゼロです」

患者様 「早く治した方がいいですか?」

歯科医師 「歯を削って治すにはまだ早いと思います。経過をみましょう」

患者様「ポチッとした虫歯は大きくならないのですか?」

歯科医師「虫歯が進行しないという保証はないのですが、現時点で歯を削って治すには早いと思います」

「昔のように早期発見、早期治療と言って初期の虫歯をどんどん削るようなことは現在しません。」

「ただ、虫歯が初期の段階で進行がストップしているだけですから、虫歯が進行する可能性はもちろんあります。」

「ですので、定期的なメンテナンスを受ける時に、歯のチェック(虫歯、歯周病)も同時に受けることをオススメします。」

P.S
人工の材料はいつか壊れます。天然の歯を大切にしましょう!

虫歯を治して一安心するのではなく、虫歯にならないようにしましょうね。

※こちらはHPリニューアル前の過去記事のまとめたものになります。
公開日が実際の投稿日と異なることがありますが、予めご了承ください。

山形市で歯医者・歯科医院をお探しの方は鈴木歯科クリニックにご相談ください。

虫歯治療・歯周病治療・矯正歯科・小児矯正歯科・審美歯科・予防歯科・インプラント・入れ歯などの治療に対応しております。 マイクロスコープ、歯科用CTレントゲンを完備しておりますので、より精密な治療が可能です。

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